2009年07月09日

六冠V! 史上初の“10億円牝馬”誕生!!

閃光のように弾けた瞬間。美しくも逞しい姿に8万超の観衆、
日本中の競馬ファンがハートを熱くした!!


どんな不利も跳ね返す、名実とも“最強牝馬”の称号にふさわしい
存在であることを、ウオッカは証明してみせた!!


ウオッカ08.jpg


【09’東京競馬場】

安田記念でのウオッカです。

前走、ヴィクトリアマイルを圧勝し、単勝オッズ 1.8倍の断然の
人気に推されたウオッカか。


それとも、女王を倒して海外への飛躍を目論む4歳の雄、3.7倍
の2番人気ディープスカイか。


人気も示すように、日本ダービー馬2頭の対決に注目が集まった
第59回GI安田記念。


レースは、高松宮記念の勝ち馬ローレルゲレイロがダッシュよく
飛び出し、昨年2着の香港馬アルマダも好スタート。


これを交わし、一昨年の2着馬コンゴウリキシオーが懸命に叩い
てハナを切って、レースの流れは速くなります。


そして勝負所の4コーナー。スーパーホーネットなどの有力馬が
スパート。熾烈な追い比べを演じる直線となります。


坂の手前、中団の内にいるウオッカを見て、レースを進めていた
ディープスカイが馬群を割って抜け出します。


最後方にいたファリダットも一気に強襲。大外を回っては、カンパ
ニーが脚を伸ばします。そして、ウオッカ・・・


しかし、ここぞという大事な場面で、前の馬たちが壁になって追い
出せないでいるのです。


女王を突然襲った直線の“落とし穴”・・・・しかし、ここからが彼女
の真骨頂。最強女王たる由縁。


ウオッカと武豊騎手は、人馬一体となって果敢なアタックを何度も
試みるのです。


1頭分外へ、前が詰まったら外へ。外の馬に接触して一旦は内に
押しやられますが、反動をつけて馬群をこじ開けるのです。


そして、ディープスカイの勝利が濃厚と思われたとき、待望の間隙
がウオッカの目の前に現れるのです。


その瞬間、閃光のようにウオッカが弾けたのです。ゴールまで残り
100メートルを切ったあたりで。


早めに先頭に立ったディープスカイを驚異的な瞬発力で、並ぶ間
もなく、瞬時にかわしてゴール。


女王が、安田記念連覇を果たした瞬間でした。着差は、3/4馬身
でしたが、7馬身差の前走ヴィクトリアマイルより圧巻でした。


結果として、この大激戦がウオッカの強さを、よりいっそう際立たせ
ました。


ファンを感動させた、昨秋の天皇賞(秋)のような戦いを勝ち切る、
そのインパクトの強さも、この馬の優れた点といえるでしょう。


今回の勝利でメジロドーベルを超えて牝馬最多のGI6勝目を挙げ
獲得賞金は牝馬初の10億円を突破しました。


今年の2月に引退した永遠のライバル、ダイワスカーレットと繰り
広げた数々の死闘。


そして2度の海外遠征。その経験はすべて血となり、肉となってい
たのです。


GI最多タイの7勝、さらにどの馬も達成していない金字塔も見えて
きました。


日本中の競馬ファンを魅了するウオッカ。年を重ねるごとにダービ
ー馬は輝きを増しています。


posted by 競馬ファン at 13:37| Comment(16) | TrackBack(0) | ウオッカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

風の如く!まさに一人旅!!

「苦しい時はいつもこの馬が助けてくれる」。
「ウオッカは牝馬という枠を超えている。この馬の背中は
渡したくない」。


天才、武豊にここまで言わしめた、まさに女傑中の女傑。

ウオッカ07.jpg



【09’東京競馬場】

ヴィクトリアマイルでのウオッカです。

ドバイ遠征では、ジェベルハッタ、デューティフリーと見せ場
なく5着、7着に終わったウオッカ・・・


もう終わったのでは?など、ささやかれる風評も少なからず
ある中、迎えたレース当日。


牡馬も外国馬も、ダイワスカーレットもいない。舞台は過去に
3つのGIタイトルを手にした東京競馬場。


過去、7戦5勝、2着2回の得意のマイル戦ということもあり、
単勝1.7倍の圧倒的1番人気に支持されます。


レースは、ショウナンラノビアが先手を奪い、ウオッカは、5番
手という絶好ポジションでレースを進めます。


淡々としたペースで進む中、勝負所の4コーナー過ぎで各馬
が、いっせいに動きだします。


持ったままで先頭に並びかけるウオッカ。しかし、この日は見
た目以上に、厳しいレースだったのです。


この日の府中は、レースの2時間ほど前から、まともに立って
いられないほどの強風が吹いていたのです。


直線では向かい風。集中力が途切れやすく、パワーのない牝
馬にとっては酷な条件だったのです・・・・・


カワカミプリンセス、リトルアマポーラといった有力馬が伸び悩
むなか・・・・・


風となった馬がいました。そう、ウオッカです。他馬が悪条件に
もがき苦しむ中、馬なりのまま他馬を置き去りに。


あとは一人舞台。ウオッカのウオッカによる、ウオッカのための
レースとはまさにこのこと。


爆発的な末脚を繰り出し、最後は流す余裕もありながら2着に
7馬身差をつけての圧巻V。


この瞬間、メジロドーベルと並ぶG1勝利数歴代最多タイ、獲得
賞金もエアグルーヴを抜いて牝馬の歴代最多に。


マイル戦、それもG1戦でのこの着差。終わってみればウオッカ
の強さばかりが光ったレースでした。


posted by 競馬ファン at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ウオッカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

超!夢次元の強さと速さ!!

もしも、彼女がドバイに英国に、そしてBCへと参戦していたとしたら、
日本競馬の歴史も変わっていたのではないだろうか。


本気で、そう思えてきてしまう・・・・・

ダイワスカーレット01.jpg


【08’中山競馬場】

有馬記念でのダイワースカーレットです。

前走の天皇賞 秋では、休養明けながらもウオッカと2センチ
差という史上に残る名勝負を演じたダイワスカーレット。


当初から最大のターゲットであった有馬記念にむけて、陣営
は、ピークを年末に持っていく調整を施してきました。


昨年2着のリベンジが最大のテーマとなってた、このレース。
人気は、単勝2.6倍の1番人気に支持されます。


レースは、ダイワスカーレットが果敢にハナを切り、カワカミ
プリンセス、メイショウサムソンらが追走する展開に。


マツリダゴッホ、スクリーンヒーローなど有力所は、中団やや
後ろからのレースとなりました。


比較的速いペースでレースはすすみ、3コーナーすぎでさら
に、ペースアップ。マツリダゴッホらが先団に進出してきます。


必死に手綱をしごいて、ダスカに馬体を併せに行く好位集団。
しかし、明らかに手応えが違いました。


直線入り口で一瞬にして置き去りにすると、脚色は直線に入っ
ても衰えず、そのままゴールまで押し切ったのです。


前走とは明らかに違う走り。気負うことなく淀みないラップを刻
む、まさにスカーレットの競馬でした。


牝馬の優勝は、71年のトウメイ以来、37年ぶり。史上4頭目
の女王となったのです。


どこまで強いのか。中山競馬場を埋め尽くした大観衆が、拍子
抜けするほどのダイワスカーレットの圧勝劇。


競馬評論家の井崎脩五郎に「超一流馬に並みの一流馬が潰さ
れた」と評されたくらいです。


ハイペースでも強いし、スローペースでももちろん強い。自分で
競馬が作れる。


その上、テン良し・中良し・終い良し。影をも踏ませぬ超夢次元の
強さと速さ。


まさに、史上最強牝馬。しかし、このとき、これが最後のレースに
なろうものとは、誰もが想像だに…できませんでした。


posted by 競馬ファン at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイワスカーレット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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